HPMC

わかなつみの発酵菌の原材料の1つである「HPMC」の特徴や栄養価について調べました。

HPMCとは?

植物繊維・セルロースが原料

HPMCとは、正式名称「ヒドロキシプロピルメチルセルロース」と呼ばれる、植物繊維を原料とした多糖類です。

植物の細胞壁や繊維を構成するセルロースを変化させたもので、加熱するとゲル化し、冷却すると溶液の状態に戻るというユニークな性質を持っています。

食品加工に広く利用

HPMCは、熱によるゲル化や増粘性、乳化作用、気泡安定、保水性などの性質があります。

これらを利用して、食品や医薬品、工業製品などの分野で幅広く利用されています。

身近な例では、お菓子やパンを作る工程で生地やクリームなどの形を保ったり、クリームコロッケなどのフライを揚げるときに中身がはじけて割れてしまうのを防止したり、食品の調理や加工を助ける働きをしています。

HPMCの特徴

高い保水力

HPMCは、ほかの多糖類と比べても高い保水性を持っているのが特徴です。

この保水力は食品加工の分野で広く用いられており、たとえばギョーザなどのチルド食品や冷凍食品が流通する際の、温度変化による乾燥やひび割れを防ぐためにHPMCが役立っています。

また、パン生地にHPMCを配合することで、バゲットやカンパーニュといった加水率の高いパンも作りやすくなります。

安定性が高い性質

HPMCは、湿度に対しても安定した性質を持っています。

薬品やサプリメントのカプセルとして多く活用されており、中にいれる物質の水分量に影響されないため、幅広い用途で用いられます。

HPMCの栄養価

主成分は炭水化物

HPMCをはじめとするセルロースの主成分は炭水化物です。
カロリーはありませんので、HPMC自体に人体組成にかかわるような栄養素は含まれていません。

血糖や血圧には影響なし

HPMCはノンカロリーですので、たくさん食べても血糖や血圧に影響を及ぼすことはありません

分子構造も大きいため体内に吸収されることもほぼないと考えられています。

ただし、HPMCは不溶性の食物繊維ですので、消化されにくいという性質があります。

カロリーに影響がないからといって一度に大量摂取すると、消化不良による軟便や下痢を引き起こす可能性があります。

HPMCの安全性は?

国も認可する高い安全性

HPMCは植物繊維由来の有機化合物であり、毒性、発がん性ともに世界中で現在まで確認されていません。

日本では、2003年に食品添加物として認可され、2007年には一般の食品にも広く利用できるようになりました。

現在は医薬品のコーティング材としても使われており、その安全性については内閣府の設置する食品安全委員会も認めています。

HPMCが使われている食品は?

添加物として幅広く使われている

HPMCは食品添加物として利用されており、食品表示基準では増粘剤、安定剤、ゲル化剤、糊料などと表記されることもあります。

プリンやアイスクリームなど、乳化を必要とする食品に多く使われているほか、粉チーズ同士がくっつかないようにするなど、身近な食品中に多数含まれています

また近年では、ゼラチンの代わりとしてアレルゲン除去食に用いられるケースも増えています。

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HPMCが入った酵素「わかなつみの発酵菌」とは?

HPMCをはじめ、黒大豆や小麦、米ぬか、海藻など14種類の国産素材を発酵させた「わかなつみの発酵菌」。

非加熱で発酵させる特許技術※によって、熱に弱い酵素を手軽に食生活に取り入れられるようにしています。

※参照元「抗腫瘍物質の製造方法(特許第4621444号)」(https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201103023398922704)

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